週足・月足 日経225先物・ダウ・ナスダック 2015/10/9
週足では、上値抵抗線を上に放れて戻りを試す動きが発生中。先週までに2週連続たくり足となったことで、調整一巡感が台頭していまっした。中期的には、−1σを回復しない限りはダウントレンドが続きます。
<ナスダック月足>
月足では、20ヶ月MAから反発して戻りを試す動きが継続中。当面は、+1σと20ヶ月MAのどちらを終値でブレイクするのかに注目。20ヶ月MAを割り込むと、単なる調整の下降局面からトレンド転換へと判断を変更することになります。逆に+1σを上抜けるようなら、一旦は調整一巡から上昇トレンド再開を試すことになります。
<ナスダック週足>
週足では、先週のたくり足から戻りを試す動きが継続し、−1σを上抜けて引けています。現在、三角保合いを形成中で、今後上昇に向かうのであれば、上値抵抗線と20週MAをブレイクすることになります。逆に下落に向かうのであれば、4500と4300の直近安値を下抜けることになります。
<ダウ月足>
月足では、−1σを上抜けて、5ヶ月MA付近の攻防となっています。先月は、20ヶ月MAを大きく割り込んで終了して、2011年10月に同MAを上抜けて以来の上昇トレンドが終了する可能性が高まっています。今後、−2σを割り込むと、単なる調整の下降局面からトレンド転換へと判断を変更することになります。逆に、20ヶ月MAを回復するようなら、一旦はボックス相場に戻ることになります。
<ダウ週足>
週足では、−1σをブレイクして、20週MA手前まで戻して引けています。今後、20週MAを早期に回復できれば、一旦はボックス相場へ局面が変わります。逆に、−2σを再び下抜けるようなら、売り圧力が一段と高まりそうです。現状、緩やかなダウントレンドの中の調整の戻り局面です。