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日経225先物デイトレードプラン&チャート分析

週足・月足 日経225先物・ダウ・ナスダック 2016/3/4

 2月の月足では、前月サポートの−1σを割り込んで引けました。一旦戻りを試して二番天井を形成しただけに、ダウントレンドへの転換の可能性が非常に高くなります。先週は、「仮にそうなるにしても、21ヶ月MAが依然上向きなので、一旦保合い相場が続き、その後保合いからの放れとなりそうです」とコメントしましたが、3月の足は今のところ、この通りの動きになっています。



 週足では、高安値を切り上げる陽線で、ダウントレンド発生後の戻りを試す動きが3週連続継続して、上値抵抗線付近まで戻しています。ここを上抜けできるかどうかで今後の相場の方向性が決まってきます。具体的な判定方法としては、依然、ボリンジャーバンドは拡大中なので、−1σを上抜けるまでは、ダウントレンド継続と見ます。

<ナスダック月足>


 
 2月の月足では、昨年8月に付けた安値をや−2σを割り込んだ後、買い戻されて保合いレンジ下限付近、わずかながら−1σを割り込んで引けています。3月の足は、今のところ戻りを試す動きとなっています。5ヶ月や10ヵ月の移動平均線は下向きとなり、5ヶ月線は20ヶ月MAとデッドクロスし始めています。このまま20ヶ月MAを回復できなければ、完全にデッドクロスすることになります。そうなれば、ダウントレンドへの転換の可能性が非常に高まります。
<ナスダック週足>


 週足では、高安値を切り上げて、ダウントレンド発生後の調整の上昇局面が3週連続継続中です。−1σと5週MAの抵抗帯を上抜けたので、ダウントレンドはいったん終了となり、保合いに戻ったと判断できます。当面は100週MAや20週MAを上抜けできるかどうかが焦点となります。これらを上抜けできないと、緩やかなダウントレンドは依然継続となります。

 

<ダウ月足>

 

 

 2月の月足では、−2σを割り込んだ後、買い戻されて保合いレンジ下限付近で引けています。3月の足は、今のところ戻りを試す動きとなっています。5ヶ月や10ヵ月の移動平均線は下向きとなり、デッドクロスしています。早急に3本の移動平均線を回復しない限り、ダウントレンドへの転換の可能性が非常に高まります。

 

<ダウ週足>
 
 週足では、高安値を切り上げて、ボックス相場の上昇局面が3週連続継続中です。当面は100週・50週20週の3本のMAを上抜けできるかどうかが焦点となります。これらを上抜けできないと、50週MAと100週MAがデッドクロスして、移動平均線が長期⇒中期⇒短期のダウントレンドの並びが整います。そうなると、中長期でもダウントレンド発生の可能性が一段と高まります。


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