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日経225先物デイトレードプラン&チャート分析

週足・月足 日経225先物・ダウ・ナスダック 2015/8/28

 月足では、一旦は+1σを割り込んだものの、これを回復しています。高値圏での長い下ヒゲ出現なら、当面の天井形成を示唆する首つり線とも取れます。従って、注目すべきは+1σを終値で割り込むかどうか。そうなれば、本格調整局面入りの可能性が出てきます。もちろん、+1σを割り込まない限り、現在の上昇トレンド継続です。



 週足では、−2σを下放れて始まり、一旦は−3σも割り込んだ後、今度は買戻し優勢となって、−2σ付近で戻して引けています。直近安値を更新したことで、ダブルトップが完成し、当面の天井を形成することになりました。現状、高値圏での保合いからの下放れの可能性が高い形ですが、短期的にはたくり足出現で戻りを試す動きが出る可能性があります。

<ナスダック月足>


 
 月足では、20ヶ月MAを割り込んだ後、−1σまで下落。ここから買い戻されて、+1σと同MAの間まで再浮上しています。終値で同MAを割り込むと48か月ぶりとなり、上昇トレンド終息からトレンド転換の可能性が一気に高まります。日柄面では、前月は直近安値をつけてから10ヶ月目の節目に到達しているので、現状、上昇トレンドの中の調整局面と判断しています。
<ナスダック週足>


 週足では、大きな下窓を開けて寄り付いたものの、買い戻されて前日レンジに差し込んで引けています。今後、早急に−2σを回復するようならボックス相場へ復帰もあり得ます。逆に、これが抵抗線として機能して、再び安値を割ってくるようならダウントレンド再開となります。

 

<ダウ月足>

 

 

 月足では、一旦、−2σ割れまで売られた後、−1σ付近まで買い戻されて下ヒゲをつけています。依然として9ヶ月ぶりに20ヶ月MAを割り込んだ位置にあります。これを終値で割り込むと、実に47か月ぶりとなります。5ヶ月MAは下向きに変化しており、短期上昇トレンドは一旦は終了して、明らかに調整局面に入っています。また、ボリンジャーバンドが収縮気味であること、日柄的にも直近安値から8ヶ月目にピークをつけており、終値で20ヶ月MAを割り込むようなら、中長期的な上昇トレンドが終息し、トレンド転換の可能性が高まります。

 

<ダウ週足>
 
 週足では、15300付近付近まで大きく下げた後、買い戻されて前日レンジ内に少しだけ差し込むたくり足となりました。依然として、−2σを割り込んで引けているので、ダウントレンドは継続の形です。ただ、大きく突っ込んだ形なので、ここから早急に−2σを回復するようなら、調整の戻り局面入りとなります。逆に戻りが弱く、−2σ付近まで戻した後、再び安値を割ってくるようならダウントレンド継続です。



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