日足 日経225先物・ダウ・ナスダック 2017/7/4
反発。ザラ場ではこれまでの保合いレンジ下限〜転換線や5日MAが抵抗帯、25日MAが支持線となって、これらに挟まれたゾーンで保合いのまま引けています。直近2日間で上値と下値を試してどちらへも動かなかったことで、こう着感がさらに強まったボックス相場。中長期的には、±2σのどちらかをブレイクするまではボックス相場継続です。
<前日のナスダック>
3日続落。前々日レンジ内で−1σや50日MAを上放れて寄り付いたものの、戻り売り優勢で−2σ手前まで下落して引けています。中長期の上昇トレンドを支えてきた50日MAを割り込むと、トレンドの大転換となる可能性があります。ボリンジャーバンドは収縮から拡大を始めています。このまま早急に−1σを回復できなければ、巡航ダウントレンドが継続です。
<前日のダウ>
続伸。前日の抵抗線の5日・10日MAや+1σを上抜けて引けています。一旦は+2σまで上昇したものの、これはブレイクできずに押し戻されています。上昇トレンドが終了し、調整局面のボックス相場が継続中。今後、+2σを上抜けると上昇トレンド再開の形。逆に、20日MAを下抜けて推移し始めると、ダウントレンドへトレンド転換の可能性が高まります。