週足・月足 日経225先物・ダウ・ナスダック 2015/7/3
日経225先物は反落。ユーロ絡みの騒動で、大幅反落で始まったものの、サポートの13週MA+転換線付近から押し目買い優勢となり、下落幅の三分の二は回復。ただ、先週の抵抗線ブレイクからの上昇が否定された形でもあり、今後、サポートを割り込むと一気に調整局面入りもありそうです。
<ナスダック月足>
月足(矢印、6月)では、年初来高値を更新した後、買いが続かずにサポートの5ヶ月MA付近まで反落となりました。依然、本格上昇トレンドが継続中ですが、直近安値をつけて9ヶ月目の日柄的な節目に到達したので、終値で同MA、更に+1σを割り込めば、調整局面入りの可能性が出てきます。
<ナスダック週足>
週足では、サポートの+1σや5週MAを下放れて20週MA付近で引けています。ここ2週間コメントしている通り、ボリンジャーバンドが収縮に向かっているので、再上昇には向かわず、短期調整局面入りとなった形です。来週以降、20週MAを割り込んで引けるようだと、トレンド転換になる可能性があります。
<ダウ月足>
月足(矢印、6月)、5ヶ月MAと+1σを割り込んで引けています。5月に年初来高値を更新した後の反落ですから、上値追いが否定された形とも読めます。また、ボリンジャーバンドもやや収縮気味で、調整局面入りを示唆する形。日柄的にも直近安値から9ヶ月目の節目に到達しており、すでに調整局面に入った可能性があります。
<ダウ週足>